給湯器は家中にお湯を供給してくれる大切な器具です。
しかし、給湯器のお手入れをしている方は少ないのではないでしょうか。
給湯器は突然故障してしまう場合があります。
その際に前兆として異音がする場合があるのです。
そこで、異常のない音と故障の可能性のある音についてご紹介します。
給湯器の交換の目安としてご参考ください。
運転中止後、しばらくファンの回転音がする
再使用時の点火をより早くするため、また、再使用時にお湯の温度を早く安定させるために機器が作動しているので、異常ではありません。
ポンプ付近から回転音がする
追焚き終了後、お湯を混ぜるためにポンプがしばらく作動することがあります。
また、風呂予約時、予約時刻の前に残り湯のチェックのためにポンプが作動します。
また、気温が下がると、凍結予防のためにポンプが作動します。いずれも異常ではありません。
「ジュウジュウ」と水が蒸発するような音がする
※屋外設置用の追焚専用風呂釜にこの現象が現れる場合があります。
給湯器の燃焼ガスは水分を含んでおり、この水分が冷たい水の入った熱交換器に触れて結露水が発生します。
この結露水が炎により高温になっている遮熱板に落下し、蒸発音が出ます。異常ではありません。
「ピィピィピィ」という音がする
電源が入っている状態であれば、かすかに「ピィピィピィ」という音がします。異常ではありません。
汽笛のような「ボォォォ」音や、笛のような「ピ〜」音がする
空気とガスのバランスが崩れている場合や、ファンモーターの不具合が考えられますので、早めの交換をお勧めします。
点火時「ボンッ」と小さな爆発音が起き、部屋がガス臭くなる
給湯器が不完全燃焼を起こした際にみられる現象、または、ガス漏れの可能性がありますので早めの交換をお勧めします。
現在使われている給湯器は非常に安全性が高く、不完全燃焼をセンサーが察知して給湯器の運転が停止する仕組みになっています。
しかし、給湯器の調子が悪くなっていると、この安全装置が働かなくなる場合があります。
実際に給湯器の安全装置が働かなくなった結果、不完全燃焼を起こして一酸化炭素が発生する重大な事故もありました。
現在の給湯器は、ガスを燃料としているものが多いので、家の中にガスの匂いがしてきたら直ちに給湯器の使用を中止してください。
まとめ
今回は給湯器から出る異音の原因についてご説明しました。
- 給湯器は故障していなくても様々な音が出る。
- 小さな爆発音がした場合は、不完全燃焼を起こしていることが多いので要注意。
- 壊れかけの給湯器は無理に使わずに専門家に相談する。
給湯器は突然故障することもありますので、早めに専門家に相談することをお勧めします。
今や私たちの生活にはなくてはならない給湯器は日々進化を続けています。
坂本設備株式会社では最新式の給湯器の取扱も多数ございますので、交換の際にはぜひご相談ください。
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